家族

枠から考える

茨城で「枠」を選ぶ施主は、木の家に注目しています。外部でも内部でも、建具をムリなく納めるには枠がどうしたって必要になります。普段は目立たない、そう、木だって自然に生えているからこそ脇役でもあります。枠も同じことで、その大きさや形状、見せ方によって、空間に与える印象はガラッと様変わりします。特に戸建ては様々な性質の空間が広がっています。キッチンや廊下などは頻繁に人の出入りがありますし、寝室やリビングなどでは誰だってゆったり落ち着いて過ごしたいものではないでしょうか。だからこそ、木の家で注目されているのが加工も容易にできる枠です。枠廻りのデザインをすべて同じにするのではなく、空間の性質や、隣り合う空間同士の関係性を考え、1つ1つの場所ごとに考えることが必要です。それぞれの組み合わせ、枠廻りの納まりとしては垂壁を設けなければ、周囲の壁の存在感が強すぎなく、空間と空間が繋がって感じられます。空間に連続感が生まれることで、手狭に見えていたところに広がりが出ます。逆に、垂壁を設けると、周囲の壁の存在感は強くなるでしょう。空間と空間の区画をより強く感じることができ、それぞれの空間の重心は下がるようです。落ち着きが出るため、熟睡したい、プライベートな空間となる寝室に適している枠になります。また、リラックスできる素材だからこそ、寝室に利用されています。

木の持つ特性を活用

床や天井というのは空間そのものの印象を左右しかねない要素があり、茨城では素材を決めるにも、部屋の用途を決めるにも、木の家のイメージが根強いようです。もちろん、イメージだけで「木を使ってみようか」「天井を木にしてみようか」「木製の家具を造作してもらおうか」と言うだけでは、機能とデザインが噛み合わないようになり、ちぐはぐな空間になってしまいます。コレが失敗する木の家の利用で、デザインから造作するプロに任せると、例えば、天井には明るすぎない色味の木を張るとイメージすれば、落ち着いた空間が取り囲みます。床には彩度が低めのラグを敷くなど、場の特色や用途、空間の大小に合わせて(活用)材を選んでくれます。木の家といえば、みてくれだけのイメージですが、特にそこに住む人にしか分からない天井面は、材質や色味、光の反射などによって空間の明るさや質感までがガラッと変わるようです。コレは茨城の住宅展示場を見学するだけでは考えすら及ばないもので、だからこそ、木に強みのあるプロに依頼をするワケです。そのため、ハウスメーカーより材にこだわる工務店や設計デザイン事務所などが相談役となったり、活用されています。